山崎秀晃が大和哲也を相手に初防衛戦。リスペクトの気持ちを持ちつつも「残酷なぐらい一瞬で切り落としたい」【K-1】
対戦が決まった山崎秀晃 (左)と大和哲也
「K’FESTA.5」を4月3日に国立代々木競技場第一体育館で開催
K-1が2月9日、都内で会見を開き、次回大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」を4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催することを発表した。また合わせて第1弾の対戦カードも発表した。
スーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が大和哲也(大和ジム)を相手に初防衛戦に臨む。
代々木第一体育館は1993年4月30日にK-1が旗揚げした場所であり、新体制となったK-1がこの会場で大会を開催することは悲願だった。昨年も1月に「K’FESTA.4」を代々木第一体育館で開催することを発表していたが、コロナの影響で開催を断念。満を持して、今年の「K’FESTA.5」を同会場で開催することになった。
そして、この大会にふさわしいカードとしてマッチメイクされたのがこの2人の対戦。もともと無差別級とヘビー級主体で始まったK-1だが、その後、70kgの「K-1 WORLD MAX」が始まり、2010年には63kgという軽量級のカテゴリーが作られた。その63kgのトーナメントで優勝を果たしたのが大和。しかし、これから軽量級にもスポットが当たるという時期に、旧体制のK-1は活動を休止。軽量級に希望を抱いていた選手やファンの夢舞台がなくなってしまった。そのため、大和はムエタイの世界チャンピオンになる道を目指すことになる。