海人が6月実現を目指す野杁正明戦、そして「対世界」に向け圧巻のTKO勝ちで2022年をスタート【SB】

試合後のマイクで野杁戦をアピールした海人(撮影・堀田真央人)

アンディ・サワーとのSB継承マッチにも意欲

 ルールと体重に関しても「K-1ルールでお願いしたいくらい。じゃないと勝っても意味がないし、体重も向こうに合わせるつもりでいる。K-1ルールに合わせるというより、そのルールでお願いしたい。体重も野杁選手は67.5kgでタイトルを取っていたのでそれでも、間を取って68kgでも」と実現のためにはすべてを受け入れる意向も示した。

 また今後の対戦相手としてシュートボクシング協会のシーザー武志会長が「アンディ・サワーとやらせたい」と語ったことを聞いた海人は「やりたいです。アンディ・サワー選手に関しては“対世界”というよりはSBを受け継いでいく意味で、しっかり倒して、自分がSB代表として動いていきたいと思っている。今はまだ上にサワー選手がいると思うんですが、倒して僕の上に誰もいない状態にしたい。できるのであれば、いつでも試合がしたい」とも語った。

 なお野杁は1月26日に行われた「K-1 AWARDS 2021」で6月に行われるメガイベントについて「戦いたい相手は海外の強豪選手ではあるが、日本人同士のカードといわれれば、ずっと対戦表明をしてくれているシュートボクシング(SB)の海人選手。僕もそれ以外の選手とはやるメリットもないと思うし、それ以外はないと思う。決まるのであれば何キロでもどんなルールでも僕はやりたいと思っている」と語っている。

「SHOOT BOXING 2022 act.1」(2月13日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 71.0kg契約 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
エキスパートクラス特別ルール
○海人(TEAM F.O.D)(3R2分22秒、TKO)チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ/ハーデスワークアウトジム)●

◆セミファイナル(第5試合) 55.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○植山征紀(龍生塾ファントム道場)(判定2-0=29-29、29-28、30-27)佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)●

◆第4試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○坂本優起(シーザージム)(1R1分20秒、TKO)オリバ(team K’s/シーザージム渋谷)●

◆第3試合 ◆SB日本ウェルター級(67.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田義光(シーザージム)(延長1R2分58秒、TKO ※本戦判定0-1=28-29、28-28、28-28)井藤勇斗(NEX SPORTS)●

◆第2試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○山田彪太朗(シーザージム)(判定3-0=30-28、30-28、30-29)翔(GREED GYM)●

◆オープニングファイト(第1試合)SBセミプロルール 53.0kg契約 2分3R
○笠原直希(シーザージム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、30-30、30-30)小林大樹(龍生塾)●
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