菅田将暉主演の月9『ミステリと言う勿れ』、14日放送回に岡山天音と早乙女太一が出演
©田村由美/小学館 ©フジテレビジョン
早乙女は“美しい男”井原香音人(いはら・かねと)を演じる。
「キャラクターには共感できる部分も少しある」と、早乙女。「香音人はものすごくピュアな人間だと思っています。ただ、自分を表現する方法がわからない。香音人のきれいな心をどう表現するか?が、個人的な課題というか、大切に演じました。」
楽しみに撮影したようだが、残念なことも?「菅田さんとは目を合わせるシーンがなかったので、そこが残念でした。ここはご覧いただけたらわかっていただけると思います(笑)」
第6回は「正義はきれい事ではないというメッセージがすごく強いエピソードです」と、早乙女。「どうにもできない大きな問題がたくさんあるんですけど、その“大きな問題”はすごく些細な心の傷から始まっているんです。子供のころにちょっと変な奴? 人と違うと敬遠してしまうことがありますよね? 心をわかる思考もできていないから仕方ないのですけど、敬遠された方も同じで…でも、些細なことかもしれないけど、それが後々大きな問題になってしまうこともある。ですので、僕も改めて作品を通して、人の心、自分の心を見つめてみようと思いました。外側でしか人を見ない世の中になっていると思うので、心を感じてみようと思っていただく一助になったらうれしいです」
岡山も「僕個人が勝手に言語化してしまうにはもったい無いメッセージが秘められた作品だと思います。見た人が静かにそれぞれの“意味”を受け取ってくれたら本望です」と、話している。
『ミステリと言う勿れ』は、同名のコミックスが原作。