THE RAMPAGE 浦川翔平、ベジ郎の魅力を竹川代表取締役に聞く! <BUZZらないとイヤー! 第20回>
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らす浦川翔平が、いろんなバズりのバズったワケを探る! 今回は昨年12月に登場し、注目を集めている野菜炒め専門店「肉野菜炒め ベジ郎」の後編。竹川敦史代表取締役にお話を伺いながら、人気の秘密に迫ります。
浦川翔平(以下、浦川):オープン当初から、お店の存在は知っていて気になっていたんですが、やっとお店に足を踏みいれられました。改めて言うまでもないんですが、本当に野菜炒めしかないんだなあって。まず最初に、なぜ野菜炒めだったのか教えていただけますか?
竹川敦史代表取締役(以下、竹川代表取締役):うちはもともと八百屋で、卸しをやっています。一都三県で5000店、毎日野菜を運んでいますが、コロナ禍になり、非常事態宣言が出て居酒屋さんをはじめ飲食店はみんな店を閉められたりして売り上げが激減しました。私どもは毎日農家さんから野菜を買っています。野菜は今日はいらないから待ってくれということにはなりません。そこで起きたのがフードロスの問題ですね。それで自分たちで野菜を消費してくれる方に直接売ろうとドライブスルー八百屋をやりました。
そしてもう一つ考えたのが、自分たちで野菜を消費できる業態を作らなければいけないということでした。できるだけ野菜を多く消費できるのは何かと考えて、浮かんできたのがサラダです。ただサラダはそこまで流行ってないんです。なぜかというとサラダって食べ過ぎないというか……「もっと食べたい」だったり、自然と店に通ってしまうような“常習性”はそこまで強くないんですよ。実際のところどうですか? 300グラムとか500グラムの野菜を毎日サラダで消費しようとなると……
浦川:野菜好きだったとしても、ちょっとキツいですよね……体力的にも(笑)。
竹川代表取締役:それでサラダってのは私どもがする選択としては違うかな、と。それで次に浮かんだのが「食べ放題」です。食べ放題というとまず肉や魚を考えますけど、実はちゃんとあるんですよ、「野菜を食べたい」という需要。ただ、その思いが満たされるところが見当たらない。それが野菜炒めじゃないかと気づいたんです。中華料理店の定食があるじゃないですか、Aとか、Bとか、Cとかいう。そのなかに必ず野菜炒めがあるんです。それってつまり人気があるってことなんですよ。これは面白い事になるんじゃないかと思いました。それで準備を進めて、昨年の12月に渋谷でスタートを切りました。店構えもいい感じでしょう? 野菜に特化した業態ってオシャレに作りたがりですけども……
浦川:オーガニックで、おしゃれにってところが多いですよね。
竹川代表取締役:女性に受けますから。ただ私たちは、野菜をメチャクチャにやりたい業態なんだけれども、サラダではなくて、ガテン系によっていますからこんな感じで(笑)。
浦川:(笑)。僕は断然入りやすいです。