TRF、Da-iCE、倖田來未、ピコ太郎ら小児がんと闘う子どもたちにパワー届ける

 

 毎年国際小児がんデーの2月15日に開催されている恒例の小児がん治療支援チャリティーライヴ『LIVE EMPOWER CHILDREN 2022 supported by 第一生命保険』が15日、東京・有楽町にある東京国際フォーラムから、無観客無料配信で開催された。ライブには、TRF、Da-iCE、倖田來未を筆頭に12組51名が参加し、音楽の力を通じて、小児がんと戦う子どもたちやその関係者にエールを送った。

「小児がんと闘う子どもたちやそのご家族を音楽の力で元気づけたい」という思いのもとに2020年にスタートしたライブ。3回目の開催となる今年も、イベントの主旨に賛同したアーティストが集結。ライブ前の取材で、TRFのDJ KOOは、「小児がんで苦しんでいる子どもたち、ご家族の方々、苦しいことは多いと思いますが、我々のエンターテイメントの力で苦しみを乗り越えるパワーを届けられればと思います。EAZY DO DANCE!」と、意気込んだ。

 ライブは、日本工学院専門学校ミュージックカレッジの生徒たちのパ―マンスで幕開けすると、JamFlavor、lol-エルオーエル-、キング・クリームソーダ、超ときめき♡宣伝部、BUDDiiS、倖田來未、TRFらが次々に登場。それぞれが、子どもたちが喜びそうな楽曲や元気が出てきそうな楽曲、そして保護者たちも勇気づけるような楽曲の数々を披露した。

Da-iCE

 12組のアーティストのなかでも、Da-iCE、moumoon、そしてピコ太郎は初回から出演している常連組。

 Da-iCEの花村想太は『CITRUS』のパフォーマンスした後で、「初回から出演している分思いも思いも強くて緊張している」とMC。そして「小児がんと闘っている子どもたち、ご家族、その周りで支えているみなさんのきづなを歌いたいと思いました」と、『Melody』を披露した。

 moumoonは、脳腫瘍を患いながらも500曲以上を作曲し16歳でこの世を去ったという加藤旭さんによる「にじ」をもとに作った楽曲を含んだ温もりのあるステージを展開した。

 ピコ太郎は、表情を大きく変化させて、子どもたちが大喜びしそうなパフォーマンス。最後には、人気キャラクターのシナモロールも加わり「PPAP 2020」でセットを締めくくった。

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