山口裕人がラウェイ戦士・東修平から2度のダウンを奪い判定勝ち【RISE FIGHT CLUB】

山口は蹴りも多用した(撮影・蔦野裕)

 3Rは抱き合ってから打ち合う2人。山口の左右のフックに東も応じ激しい打撃戦に。このラウンドも山口は蹴り、ヒザもまじえ東を翻弄。東も重いパンチで山口を追い込むが、山口は左右のフックから右ストレートで東をぐらつかせる。しかしタフな東を倒し切ることはできず、試合は判定となったが3-0で山口が勝利を収め、メインを締めくくった。

 試合後のマイクで「どうでしたか皆さん。KOが多かったんですが、僕はKOできなくて。2Rから右手が動かなくなって、痛いです。もっと3R打ち合いたかったけど右手が痛すぎて。言い訳ちゃいますよ、本当に痛いです。RISE FIGHT CLUB、これからもやっていきたいのでまた見に来てください」とエースとして大会を振り返った。そして「東選手、めっちゃ気持ちのいい方だった。これ、メインでできて良かったです。俺ら兄弟、もうちょい人気出てもいいんじゃないですかね。全然人気ないんすけど(笑)。これからも頑張ります。右手がましやったら、4月のRISEの大きな大会にオープンフィンガーがあれば出たいなと思います。用意しておきます」と4月に開催される「RISE ELDORADO 2022」への出場をアピールした。