山口裕人がラウェイ戦士・東修平から2度のダウンを奪い判定勝ち【RISE FIGHT CLUB】

勝負が決した瞬間、山口(右)の顔には悔しさがあふれた(撮影・蔦野裕)

 2Rになると山口が一気に距離を詰め、フックが当たり始める。木村の右ストレートと山口の左フックが交錯する。後半になると、またもフックの空振りが増えてきた山口は大きくバランスを崩す場面が目立つようになる。

 判定では分が悪そうな山口は3Rも距離を詰めて打ち合いに持ち込む。左右のフックが木村に立て続けにヒットし、あわやの場面を作るが仕留め切れず。最後は2人ともふらふらになりながらもパンチを打ち続ける中で試合終了のゴングが鳴った。

 判定は2-0で木村の勝利。山口はOFGマッチ2連敗となった。

 木村は試合後のマイクで「地獄のケルベロスです。もう次の話をするんですけれど、俺、YA-MANとやりたくて。あいつ無視ばっかしやがって。次、4月、YA-MANどう? 来いよ、逃げんなよ、絶対。それだけ」とYA-MANとの対戦をアピールした。

「RISE FIGHT CLUB」(2月16日、東京・新宿FACE)
◆#Fight.6  -65kg契約 3分3R
○山口裕人(道化倶楽部)(判定3-0=30-27、29-27、30-26)東 修平(AACC)●

◆#Fight.5 -66kg契約 3分3R
●相内 誠(K26)(1R1分51秒、KO)安彦考真(Executive Fight 武士道)○

◆#Fight.4 63kg契約 3分3R
●山口侑馬(道化倶楽部)(判定0-3=28-29、28-29、28-30)木村“ケルベロス”颯太(心将塾)○

◆#Fight.3 -64kg契約 3分3R
△稲石竜弥(TEAM OJ)(判定1-0=29-28、29-29、29-29)ユウト(TEAM-OSC)△

◆#Fight.2 -59kg級 3分3R
●YU-YA(魁塾)(2R1分21秒、TKO)田上健太(フリー)○

◆#Fight.1 -51.5kg級 3分3R
○Novo(TARGET SHIBUYA)(1分37秒、KO)長舩☆ライオン(心将塾)●
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