王者・松岡力の「負けたら終わり。自分のために勝つ」に寧仁太は「まずは結果。何が何でも勝つ」【Krush.134】

「体は完全に負けてましたね」と松岡はあっさり

松岡「格闘技は体じゃない」

 寧仁太は「追い込み期間も今までで一番充実していて、調子も一番いい。明日は生きるために戦います。そして王者になります」と王座獲得への意欲を見せた。計量を経て「体だけなら僕のほうがベルトが似合う体なんじゃないかと思いました」と自らの仕上がりに自信を見せた。

 会見に現れた松岡の手にはなぜかベルトはなし。それは「減量ボケでチャンピオンベルトを忘れてしまったんですが、僕のところにあって当然のベルトだと思っているので明日は渡さないようにしっかり勝ちます」との理由から。仕上がりに自信を見せる寧仁太に対し「体は完全に負けてましたね」とあっさり認めつつも「いつも言っているが、格闘技は体じゃないと思っている。明日はどっちが強いか見ていてください」と語った。

 寧仁太にとっては上を目指すためにはここでつまずいてはいられない試合とあって「勝ち方はベルトを獲ってからかなという感じ。まずは結果を出したいんで、何が何でも勝つという感じ」と言えば、松岡は「いつも言っているが負けたら終わりやと思っている。だから勝つのは当然。KrushのメインなんでもちろんKOを目指します」とともに勝利への執念を見せつつも、勝ち方については違う見解。