王者・菅原美優「アトム級をK-1に持っていく」、挑戦者・優は「五輪を見て世界を見たくなった」【Krush.134】
ベルトをかけての再戦となる菅原美優(左)と優
ダブルメインで「Krush女子アトム級タイトルマッチ」
「Krush.134」(2月20日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月19日、都内で行われ、ダブルメインイベント第1試合の「Krush女子アトム級タイトルマッチ」に出場する王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と挑戦者の優(NEXT LEVEL渋谷)はともに1回目の計量で規定体重をクリアした。
菅原は2020年11月に「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント・決勝戦」でMOEを破り王座を獲得。昨年はK-1初参戦を果たしNOZOMIに勝利したものの、MIOには敗戦。そのMIOとは11月のKrushで王座をかけてリベンジマッチに臨み、ダウンを奪った上での判定勝ちで初防衛を果たした。今回は2度目の防衛戦となる。
挑戦者の優は普段は美容室のオーナー兼アイメイクアーティストの顔を持つ異色のファイターで学生時代は陸上・中距離走で活躍し、全日本選手権やインターハイにも出場経験もある生粋のアスリート。女子選手が多く在籍するNEXT LEVEL渋谷にジム移籍後、めきめきと実力を伸ばし、昨年5月のK-1横浜大会では菅原と王座を争ってMOEに勝利を収めている。