寧仁太・アリが延長の末、松岡力を破り王座獲得「このベルトは皆さんに捧げます」【Krush.134】

延長ラウンド、寧仁太(奥)の右ストレートで松岡の体が泳いだ(撮影・蔦野裕)

「自分を信じてやっていれば願いはかなう。それが見せられたと思う」

 ともに決定打を放つことができず、試合は再度判定に。難しいジャッジとなったが寧仁太が2-1で勝利を収め新王者誕生となった。

 寧仁太は試合後のマイクで「試合後に喋ることを考えている余裕がなくてあまり考えてなかったんですが、本当に自分一人の力では巻けないベルトだし、試合中も(梶原)龍児さんが鼓舞してくれて、何回かヤバいと思ったんですが、ベルトを獲れたのは皆さんのおかげだと思っているので、このベルトは皆さんに捧げます。(瓦田)脩二さん、璃明武くん、(軍司)泰斗くんがベルトを獲っていて、プレッシャーがやばくてどうなるかと思っていたんですが、自分を信じてやっていれば願いはかなう。それが見せられたと思うので、これからKrushのベルト、K-1のベルトも挑戦したいと思っているので、もっともっと頑張るので応援よろしくお願いします」と感謝の気持ちを表した。

「Krush.134」(2月20日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krush女子アトム級/2分3R
●加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=28-30、28-30、28-29)吉崎 生(K-1ジム大宮チームレオン)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
●井上咲也(K-1ジム大宮チームレオン)(3R34秒、KO)寺島 想(AX GYM)○

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)(延長判定0-3=8-10、8-10、8-9 ※本戦判定0-1=27-28、28-28、28-28)南雲大輝(八光流柔術総本部)○

◆第2試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
●谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)(判定0-3=27-30、27-30、26-30)紗依茄(月心会チーム侍)○

◆第3試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(3R1分40秒、TKO)小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○安川侑己(志村道場)(判定2-1=29-30、30-29、29-28)目黒翔大(優弥道場)●

◆第5試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○鈴木翔也(OGUNI-GYM)(2R41秒、KO)弘輝(WORLD TREE GYM/team ALL-WIN)●

◆第6試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●林 勇汰(FLYSKY GYM)(2R1分26秒、KO)佑典(月心会チーム侍)○

◆第7試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)(判定3-0=30-29、30-28、29-28)斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第8試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
○松谷 綺(ALONZA ABLAZE)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)豊嶋里美(TEAM OJ)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第9試合)/Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定3-0=30-28、30-29、30-27)優(NEXT LEVEL渋谷)●

◆ダブルメインイベント第2試合(第10試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)(延長判定1-2=9-10、10-9、9-10 ※本戦判定1-1=30-29、29-30、29-29)寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)○
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