三宅健が鬼になった姫と対決!美しい安倍晴明演じる舞台『陰陽師ー』が開幕
劇中で、鬼となり晴明と対決する徳子姫を演じる音月は、その対決についても、「(晴明の)美しさ、その眼力にやられてしまっているのではないかと思います。女性から見ても、雅という言葉がすごく良く似合う晴明様。そのエネルギーをお借りして、私も美しさを磨きたい」
音月が演じる鬼となった徳子姫は客席から見ていても相当怖い。
「周りのコンテンポラリーダンサーの方たちだったりみなさんが支えてくださって、自分一人では出せない迫力や熱量みたいなものを作りこんでくれるので、背中を押していただいています。鬼になっていてどうみえるんでしょうね?」と、問いかけると、三宅は「……こわい。登場シーンは僕だけが見えているんですけど、こわい」。徳子姫に思いを寄せる博雅を演じる林は「どんなお姿でも美しいです」と、笑顔だった。
会見中には、安倍晴明にちなんで、三宅自身が祓いたいものはあるかという質問が飛ぶと「僕に嫌な思いを寄せてくる人たちを払いたい。嫌悪感とか、イラっとしている人が好きじゃないんで、そういう人は寄せ付けないようにしたい。穏やかな日々を過ごしたい」と話していた三宅。「お芝居が上演されている間はいやなことを忘れて、平安の世にいざなえるように準備していますのでぜひおこしください」と、アピールしていた。
3月12日まで同所で。3月14~24日まで京都四條南座で公演がある。