地元・ボンサイ柔術勢が明暗。鈴木琢仁はアキラに判定負け。内山拓真は原虎徹にしのぎ勝つ【RIZIN TRIGGER】

内山拓真が原虎徹に2-1の判定勝ち

　第5試合のスペシャルワンマッチでは内山拓真（ボンサイ柔術）と原虎徹（CAVE）が対戦した。

　2人は当初は「石渡引退興行 漢塾 ～継承～」（1月23日）で行われたバンタム級トーナメントのリザーブマッチとして行われる予定だったが、内山が新型コロナウイルス陽性反応により欠場。改めて今大会で実現した。

　内山はMMA戦績は2勝3敗ながら、前戦となった9月のDEEP浜松大会では秋田良隆にキムラロックから腕十字を極め一本勝ちと波に乗ってきたところ。今回はRIZIN初参戦となる。

　原はアマチュアパンクラス西関東選手権（2019年）、DEEPフューチャーキングトーナメント（2020年）で優勝とアマチュアで着実に実力を磨き、2020年にDEEPでプロデビュー。ここまでのMMAの戦績は2勝1敗となっている。

　1Rはスタンドの打撃の攻防。サウスポーの原は左ミドル、左ハイが強烈。内山は右インロー、右ミドル、そして原の左ハイに右フックを合わせていく。半身に構える原の懐が深く内山はなかなか右ストレートが出ない。