4連敗の卜部弘嵩が進退について「その時が来たら話そうと思います」【K-1】

島野の鮮やかなクロスカウンター(撮影・蔦野裕)

 1Rが終わりインターバルの間、セコンドに就いた功也からアドバイスを受け、2Rに臨む卜部。このラウンドは島野がプレッシャーをかけ前に出て卜部にロープを背負わせる。それでもパンチを打ち返す卜部。前蹴りで距離を取ろうとするが、島野は詰めてボディーを連打。卜部も左ミドル、左インローを放っていくが島野は下がらない。そしてボディーブロー、ヒザをボディーに打ち込んでいく。

 3R、島野の左ジャブの切れが増す。卜部は左右のミドルで反撃も、島野のプレッシャーは止まらない。卜部は右ハイ、左ミドル。残り20秒を切ったところでロープを背にした卜部が左フックを放ったところに島野がドンピシャのタイミングで右クロスカウンター。ついに卜部からダウンを奪う。立ち上がった卜部だがよろけたところでレフェリーが島野のKO勝ちを宣告した。