金子晃大が決勝で玖村将史にリベンジ果たし王座獲得。「2年間努力させてくれたK-1に感謝している」【K-1】
トーナメントを制した金子(撮影・蔦野裕)
ダウンを奪い判定勝ち
「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(2月27日、東京・東京体育館)で行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が決勝で玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)を破り王座を獲得した。
金子は2016年にKrushでプロデビューを果たすと9連勝。しかし2020年3月の「K’FESTA.3」で玖村に判定負けでプロ初黒星をつけられてしまう。しかしその後2連続KO勝ちで復活を果たし、今回のトーナメントに名を連ねた。
玖村は2018年からK-1ジャパングループに参戦すると着実に白星を重ね、2019年には「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で軍司泰斗を破り、王座を獲得。その勢いを駆って出場した「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」では決勝まで進出するも武居由樹にKO負けを喫した。玖村は昨年7月にKrushのスーパー・バンタム級王座を返上し、今回は昨年3月の「K’FESTA.4 Day.2」以来、約11カ月ぶりの試合だった。