HARASHIMA&吉村がタッグリーグ戦を制しKO-Dタッグ王座に返り咲き。3・20両国でクリス&高梨が挑戦へ【DDT】

フィニッシュは吉村が上野に変形正念場

 HARASHIMA組と竹下組による優勝決定戦は一進一退の白熱の攻防が続き、元ノーチラスのパートナー同士である吉村と上野は激しいエルボーを打ち合うなど、意地の張り合いを見せた。一瞬のすきを突いたHARASHIMAが上野に蒼魔刀を見舞うと、吉村は投げ捨てパワーボム、ラリアット、そして変形正念場でたたきつけて上野から3カウントを奪取した。

 吉村は「有言実行じゃないですか。正真正銘、勝ち上がって優勝して、トロフィーと一緒に(ベルトが)戻ってきました。でも1個、約束して、できなかったのが全勝優勝。CDK出てきてください」と呼び掛けた。

 CDK(クリス、高梨)はBブロックで勝ち点4止まりで決勝に上がれなかったものの、公式戦でHARASHIMA組を破っており、同チームの全勝を阻んでいた。CDKがリングインすると、HARASHIMAが「このベルトをかけて僕たちとタイトルマッチやりましょう」と指名。高梨は「オマエらに勝ったけど決勝に残れなかった。DDTで一番強いタッグチームはオマエら。でも最もドラマチックでドリームなチームはCDK。タイトルマッチ、やろうじゃないか。勝って、それを証明してやる」と受諾。HARASHIMAが決戦の場を3・20両国に指定し、同大会でのタッグ選手権戦が決定した。