河名マストが狩野優を撃破し「POUND STORM」出場をアピール【EXFIGHT-4】

左ジャブを伸ばす河名(左)(撮影・堀田真央人)

 今大会ではプロの試合が4試合行われ、最終の第10試合では狩野優(TRIBE TOKYO MMA)と河名マスト(ロータス世田谷)が対戦した。

 狩野はプロ戦績6戦5勝(1KO、3S)1敗で、2020年にはパンクラスの「ネオブラッド・トーナメント」のライト級で優勝。現在はフェザー級に階級を落とし2連勝でランキングも7位に入っている。

 河名はレスリンググレコローマンで2017年の「U23世界選手権」で金メダルを獲得。東京五輪の代表争いでは、文田健一郎、太田忍に次いで3番手につけていた実力者。昨年3月に総合格闘技転向を発表し、7月にプロデビュー。ここまで4戦3勝1敗の戦績を残している。

 1R、サウスポーえの狩野は左ハイ。河名は組み付くと金網に押し込みこつこつヒザ蹴り。体勢を入れ替えた狩野だが、河名も体を入れ替え、投げでテイクダウン。立ち上がろうとする狩野をコントロールする河名。立ち上がった狩野を後方に投げる河名。2度目の投げは不完全で狩野が下から腕十字を狙う。三角を狙いに行く狩野だがラウンド終了のブザー。