中井貴一“大河違い”で志の輔に映画化オファー?「ロケ地は中国だと思った」
とはいえ、劇中の1シーンに出演した志の輔は「中井貴一さんと松山ケンイチさんにはさまれてモノをしゃべるという経験を皆さん、したことないと思いますけど、緊張感というか、浮いたような感じだった。しかも1シーン1カットで撮ると言われ…」と振り返り、中井に「“志の輔さんにこんなことできるわけない”と言うべきでしょ」と苦言。
すると中井は涼しい顔で「志の輔さんは絶対にできると思っていたので。そもそも僕も最初は企画に徹するつもりだったのに、出演しないなんてありえないとプロデューサーに鼻で笑われたんで、志の輔さんにお話を持って行ったときには死なばもろともだったんです」と言い切り、志の輔を苦笑させた。
志の輔が、まったくの偶然から記念館で伊能忠敬の地図を見た感激から落語を創作したと明かすと、中井は「伊能忠敬も偉人だしこれから大河になっていく人だと思うけど、僕は志の輔師匠の偉業を後世に残せたらと思って映画化したんです」と、志の輔の落語を改めてたたえた。
この日は、玉置浩二が主題歌を務めることも明かされた。
映画『大河への道』は5月20日より公開。