フライ級王座挑戦の若松佑弥「最強になりたいという夢がある。チャンピオンになることだけ考えている」【ONE X】

　また今大会はABEMAでペイパービューで放送されるのだが、そのイメージ画像はタイトル戦の若松ではなく、青木真也と秋山成勲の因縁の対決をメインにしたもの。これについては「日本はエンタメ要素しか見ないと思うんで。僕は本物の格闘家というところを見せたいだけ。それが日本では受けないというのは分かっている。取りあえず実力でのし上がっていきたいし。別に有名になりたいのではなく、最強になりたいという夢がある。取りあえずチャンピオンになることだけ考えています。気にしていないですね」とさらり。

　対するモラエスは「若松選手はいい選手だと思います。オールラウンダーでとても強いと思いますし、フライ級で立派に戦ってきたと思いますが、自分はレガシーを守っていく。3月26日に自分がなぜチャンピオンでいるのかを証明します」と防衛に自信を見せた。試合については「試合自体は長くなると思います。カポエラ、空手などいろいろな面を総合的に見せていくと思う。楽しみにしている」と語った。これまで3人の日本人選手と戦ってきたのだが「若松選手は全体的に強いと思う。他の日本人選手と比べて、KOパワーが強いという印象があり、前回の試合でもそれを見ることができた」などと若松を評した。