尾上松也と寺脇康文のアドリブ合戦に鈴木おさむ感服「さすが歌舞伎と地球ゴージャス」

 

 舞台では、額縁をイメージしたセットが配置され、ポール・ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」や、近年、フェルメール本人ではない何者かによって塗りつぶされていたことが判明した「窓辺で手紙を読む女」など“怖い絵”の数々を投影。名画にまつわるエピソードを物語にからめつつ、社長夫人の自殺に隠された真相に迫っていく。

 火山社長の愛人役の比嘉が「もともとフェルメールが好きで『真珠の耳飾りの少女』を見たときは圧倒されてしまった」と語ると、鈴木は「比嘉さんが止まっているだけで絵画のように見える」と絶賛。比嘉は照れつつ「じゃあずっと止まってようかな」と茶目っ気を見せ笑いをさそっていた。

 舞台『怖い絵』東京公演は3月4日から21日までよみうり大手町ホールにて上演。