中村倫也と宇佐美正パトリックの対戦相手が決定。EXILE HIROは格闘技へのリスペクトを語る【POUND STORM】

髙谷氏「日本の格闘技は世界から大きく差が開いてしまっている」

　今回の試みについてHIROは「髙谷監督と岡見コーチとの出会いからLDH martial artsとしてプロジェクトが動き始めた。2人とコミュニケーションを取る中で、2人の格闘技に対する考え方や夢に共感したし感動した。ともに夢をかなえていきたいと思わせていただいた」などとそのきっかけを語った。髙谷氏は「僕は引退したんですが、格闘技の夢をずっとLDHの皆さんに応援していただいていたので、これからは引退した僕がこれからの選手と子供たちの夢を応援していけるようなことをしていきたいなと思って始めたのがきっかけ」、岡見は「HIROさんは僕らをリスペクトして支えてくれている。格闘家を愛してくれている。その思いがあって僕も髙谷さんもLDH所属として格闘家としてやってきた。LDH martial artsが発足して何をやっていくのか。それを考えた時に、髙谷さんや自分の思いは日本や世界の人々に格闘技の素晴らしさや、僕らが格闘技によって助けられてきた気持ちというものをたくさんの方に届けていきたいというもの。そういう思いからPOUND STORMというものを発信しながら、自分たちの格闘技への思い、素晴らしさをたくさんの人々に伝えていこう。そこが一番の始まりと思っています」などと続いた。

　また髙谷氏が「今、日本の格闘技は世界から大きく差が開いてしまっているので、その差を埋めるような戦いの場としてやっていく。POUND STORMをが夢の舞台となるようなものを作っていきたい」、岡見も「世界との差は間違いなくある。格闘家の戦える場をしっかり作っていく。そしてこれから格闘家を目指していきたいという夢を持てるような場所を作りたい。また格闘技というものと触れてない方々は多いと思う。女性や10代の子たち、家族連れといった格闘技と接していなかった方々に、LDHのアーティストの皆様と一緒に作り上げる格闘技イベントを通して、格闘技のイメージを変え、底辺を広げて、日本の格闘技を大きくしていきたい」などと日本の格闘技界の現状について語る場面もあった。