北京パラリンピック ウクライナ選手が表彰式で発したエネルギー【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平(2022年3月6日 北京パラリンピック バイアスロン男子 6km 視覚障害 表彰式)
 北京パラリンピック初日のバイアスロン競技でウクライナ選手団が躍動した。
 
 1日で獲得したメダルは7個。その一つ一つに様々な感情が絡みついているように感じた。個人個人で表現したいことも違うだろう。だからこそ自分も考えさせられた。
 
 今回掲載した写真は男子・視覚障害クラスのメダルセレモニー、表彰台を独占したウクライナ選手達の写真だ。
セレモニー中、笑顔を見せる選手もいれば、そうでない選手もいた。
 
 国歌斉唱を終え、全員が表彰台の中央に集まった。そして声を合わせて一言発した。大きなエネルギーを感じた。何と言っていたかは勿論分からなかったが、おそらく世界中の誰もが願っていることなのではないか。
 
 
■カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。
 
★インスタグラム★
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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