3・19両国でタッグ王座を争うマジラビと白昼夢が共に一歩も引かず。坂崎は涙ながらに防衛を期す【東京女子プロレス】

3・19両国に出場する選手たち

 白昼夢は2020年11月にTOKYO DOME CITY HALLで王座から陥落し、1年以上タッグ王座戦線から離れていたが、渡辺は「TDCホールで落としてしまって、どうしようかと思うことが多くて葛藤したんですけど。去年1年間で白昼夢として一緒に戦うことはなかったんですけど、(辰巳と)シングルしたり、それぞれで戦ったり。タッグトーナメントも優勝できたので、今が一番じゃないかと思ってます」、辰巳は「私も同じ気持ち。実力をつけてきて、タッグトーナメント優勝っていう結果も出してますし。東京女子初の両国国技館という大きい舞台でマジラビと戦えるというのは絶好のチャンスだと思うので、絶対に逃したくないです」とコメント。

 タッグとして、相手チームに負けない点、警戒している点について、渡辺は「私の強みはパワーかなって思うんですけど。大きい会場でジャイアントスイングで回して勝ちにつなげられたらなって思う。お二人は割と何でもできて、細かい早い動きも全部できるので。自分のペースに持っていくのが難しいなって思うんですけど。あと少しの期間で自分がやれることを最大にできたらなって思います」、辰巳は「マジラビはトータルで言ったらバランスのいい選手。苦手な面もあるんですけど、ユカちゃんとはシングルで何度も戦って、私は勝ってきてるので“天敵”になるのかなって思ってます。みずぴょんはテクニカルな部分はあるんですけど、体重がホントないようなものなので。実質2対1みたいな感じなので、勝ってるかなって思います」と話した。

 瑞希は「負けてない部分で言ったら、圧倒的に一緒にいる時間。そもそもあまり言葉を交わさなくても、試合で息が合うことが多かったのに加えて、気持ちまで合うようになったっていうのがあります。白昼夢とはあまり対戦をしてこなかったし、リカさんとカードが組まれてこなかったのもあって、未知な部分が多い。未詩ちゃんはすごいパワーがあって、苦手だけど好きなタイプで。リカさんとは最近戦えるようになって、ワクワクするようになりました」、坂崎は「負けてない部分で言うとすべて。リカに関してはちょっと苦手意識があって、かなりやりにくいなと思ってます。リカは感情タイプで、何をしでかすか分からない。未詩はクソマジメで陰ながら努力してる部分も見てるし、負けず嫌いって部分では光るものがあって、警戒する部分ではあります。2人は連係が取れてるかって言ったら、取れてないと思うんです。リカの暴走に未詩が付き合ってる形で統制が取れてる状態。そこを突けばマジラビの絆に勝てるわけない。手堅く絶対にマジラビが勝利をつかみます」と分析していた。

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