4月に「TRIGGER 3rd」と「RIZIN.35」を2日連続開催。「RIZIN.35」では3大タイトル戦【RIZIN】

王者・牛久と挑戦者・斎藤(左から)

 フェザー級では王者・牛久絢太郎(K-Clann)に前王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が挑戦する。

 2人は昨年10月の「RIZIN.31」のメインで斎藤の初防衛戦として対戦。2R、斎藤がペースをつかみかけたところで牛久が飛びヒザを放つと受け止めに行った斎藤がまともに顔面にヒザを食らってしまい右まぶたをカット。ドクターストップとなり牛久が初参戦で王座を獲得した。

 牛久は12月には主戦場とするDEEPでDEEPフェザー級王座を防衛。今回はそれ以来の試合となる。

 斎藤は大晦日に朝倉未来との再戦に臨み、判定負けを喫し現在2連敗。再起をかけた一戦でもある。

 会見で斎藤は「とにかく自分のベルトを返してもらうという気持ちが強い」と王座奪還への自信を見せた。連敗中でありながらのタイトル戦については「今がタイミングだな、と思った。いつ試合をやるというのを選べる立場ではないのことは重々承知している。このタイミングでやるってことで自分では納得している。組まれた時にやるという気持ち」などと語った。

 牛久は「前回は“たまたま”っていう声がすごく多かったんですけど、次の試合で自分の実力を皆さんにしっかりと見せます」と返り討ちを誓った。