「もう1回、70kgのトップと戦いたい」日菜太が1年ぶりの再起戦。「自分がどれだけできるのかを見せたい」【KNOCK OUT】

きっちり仕上げてきた日菜太

 1年ぶりの減量となったが「一番いい練習をした時の8割くらいな感じ。でも久しぶりに減量してみて、昨日まで普通に食事をしながらで、今日の朝も飲まないくらいで水抜きもできた。70kgを想定して落としてきて、そんなに体に負担をかけずに今回は減量できた。次の試合は71とか70でできるように準備をしてきて、確実に手応えは感じている」と仕上がりには手応えを感じているよう。

 今回は72kg契約での試合なのだが「70kgだと最後の2kgを落とすのがしんどくてそこにエネルギーを使う。年々、試合をするごとにコンディション調整が難しくなってくるので、すごい節制をしてきている」などと70kgへのこだわりを見せる。それは「ずっと70kgでやってきたので、最後はもう1回、70kgのトップと戦いたい」という理由から。
3月26日の「ONE X」で行われるチンギス・アラゾフとシッティチャイ・シッソンピーノンの試合についても「すごく気になっている」とし、「そういう(トップの)一角にもう1回だけ挑戦したい。そのためにも日本のトップというところを証明しなければいけないと思っているので、国内のトップ選手とも勝負させてもらいたいと思っている」などと続けた。

 KNOCKOUTでは6月26日に東京・国立代々木競技場第二体育館でビッグマッチを開催するのだが、日菜太は「組んでもらえるなら、そこでいい勝負をさせてもらえればうれしい。僕のストーリーの中では3、6、9、12月にやれればいいかなと思っている」と出場に意欲を見せた。

「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R
井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)vs 明夢(新興ムエタイジム)

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級/3分3R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)vs 小林丈晃(練誠塾)

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級/3分3R・延長1R
乙津陸(クロスポイント大泉)vs隼斗(西田キックボクシングジム)

◆第2試合 KNOCK OUT-RED -61.0kg契約/3分3R・延長1R
力也(WSRフェアテックス湖北)vs カミシロ(PHOENIX)

◆第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R 
松﨑公則(STRUGGLE)vs 阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R
クボ マサヤ(PHOENIX)vs Apollo中山(GOD SIDE GYM)

◆第5試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R 
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)vs 角田泰盛(CRAZY WOLF)

◆第6試合 KNOCK OUT-BLACK -72.0kg契約/3分3R・延長1R
日菜太(クロスポイント吉祥寺)vs サッシス(カンボジア)

◆第7試合 セミファイナル KNOCK OUT-RED -57.0kg契約/3分3R・延長1R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs 大田拓真(新興ムエタイジム)

◆第8試合 メインイベント 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦/3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs 喜多村美紀(テツジム)
<<< 1 2