皇治が「試合のテーマは俺がバッティングをするかしないか。梅野選手は全く関係ない」とばっさり【RIZIN】

切れのいい右ストレートを打ち込む

梅野の「ヒジありでやろう」には「やる気もないのにほざくな」

 皇治は大晦日のYA-MAN戦で敗れた後に「冬眠する」と宣言し充電期間に入るつもりだったが、RIZINの榊原信行CEOが2月に行われた「RIZIN TRIGGER 2nd」でケージでの挨拶の中で出場を要請。試合後の総括の際にも「頭を下げてお願いします」と異例の出場オファーをかけ、今回の出場となったという経緯がある。

 今回の対戦相手が梅野になったことについては「何とも思わなかった。誰でも良かった」と話したが、会見で梅野が「バッティングありでいいからヒジありのルールでやろう」と挑発したことについては「勘違いするなよ、と。俺が出なかったら彼は試合が組まれることはなかったでしょうし、ごちゃごちゃ言うなと思ってました。まあ、別にぶっちゃけた話、自分にはなんのメリットもないが、ただ彼がホンマにそう言うなら、いいと思いますよ。ラウンド数もなしでケンカしたらいいんじゃない?って思いますけど、そんなことを言いだしたらスポーツでも何でもなくなるから。やる気もないのにほざいとるわという感じですね」とばっさり。

 もっとも、そのバッティングについては「同じことを繰り返しとってもあかんし、不器用で済む話でもない。そこはしっかり向き合って、昔のスタイルも戻さないとと思って、神戸のSFKキックボクシングジムの寒川(慶一)代表のところにも行ったりして、真面目にやってますよ」と反省の気持ちは忘れず。