小笠原瑛作が王者対決に勝利。栗秋祥梧は復活のKO勝ち【KNOCK OUT】
栗秋の強烈な右ミドル(撮影・蔦野裕)
栗秋は角田泰盛から2つのダウンを奪い2RKO勝ち
この日の第5試合では栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が角田泰盛(CRAZY WOLF)に復活のKO勝ちを収めた。
栗秋は2019年8月から2020年2月まで3KOを含む4連勝を飾りREBELS、KNOCK OUTのエースとして活躍も2020年9月の宮元啓介戦から泥沼の4連敗。昨年5月にNo-Ri-に1RKO勝ちを収め、復活を果たしたと思いきや、9月にはKPKB(九州プロキックボクシング)でKPKBフェザー級王者・銀次にまさかの2RKO負け。今回はまさに崖っぷちでの参戦だった。
対する角田は昨年11月にKNOCK OUTへ初参戦を果たし、いきなりKNOCK OUT-REDフェザー級王者・安本晴翔と対戦。2Rに2度のダウンを奪われたものの、驚異のスタミナで後半盛り返し、安本を追い込む場面も作った。
試合は1R序盤から角田が右ロー、右カーフからの組み立てで手数んも多く優勢に進めるも、栗秋は終盤、右ミドルを交え反撃。手数も増え、互角の展開に。