二階級制覇のぱんちゃん璃奈「年5~6試合くらいできれば」と2022年は試合ラッシュの予感【KNOCK OUT】
前日はこの右フックでダウンを奪った(撮影・蔦野裕)
前日は右フックで2Rにダウンを奪ったのだが、それ以外の局面でも右のパンチ、特にストレートの威力が増していた。それについてぱんちゃんは「私は今まであまりフックを使っていなかった。この半年でフックの練習していたので、その狙っていたフックが出たのはうれしかった。右ストレート、前蹴り、ローだけでなく、フックも使えるというバリエーションが増えたこともうれしかった」と語った。
また事前に語っていた「得意技」については「喜多村選手が左手を伸ばして、後ろ構えに構える選手だったので、左ミドル、左ハイ、左顔面飛びヒザを練習していた。でも向き合ってみるとスタイルが変わっていた。左手の位置も違っていたし、重心も真ん中だった。スタイルを変えたんだなと思ったが、真ん中が空いてたので、そこまで入らないと思っていた顔面前蹴りとか右ストレートが当たっちゃったので、うれしくなってそればかりになっちゃいました。真ん中が空いていたので、想像していたよりやりやすかった」などと今後に持ち越し。反省点については「散らせなかったこと。ボディー、アッパーをすごい練習していたんですが、練習していたことが試合に出るのに1年くらいかかってしまうくらい不器用なので、全然散らせられなかったのが私らしい。カーフキックも1年後に初めて出るようになったくらい」とのこと。