米AEWの“スーパースター”志田光が東京女子3・19両国参戦に向け意気込み。「東京女子さんとは日本にとどまらず、世界を巻き込んでいけると思う」
「米国に行って東京女子の印象がガラッと変わった。坂崎ユカ選手のAEW参戦が大きかった」
ーー今回、久しぶりの日本での試合になります。これまで縁がなかった東京女子からのオファーを受けられたのはなぜですか?
「タイミング的にドンピシャでした。私は日本ではMAKAI(魔界)に所属してて、今年2月に魔界の公演に2年ぶりに出演したんです。日本に帰ってくるときは最初は魔界と決めてたんですけど、魔界に出演したので、そろそろ試合も始めていきたいと思ってたんです。そんなときにドンピシャのタイミングでオファーをいただいたので受けさせていただきました。あとは両国国技館という場所。そもそも女子で両国で試合させていただく機会はそうそうない。そんな貴重な場所で(日本で)復帰させていただけるというのも大きかったです」
ーー両国国技館での試合は2度目になりますか?
「ハイ。前回はDDTさんの赤井沙希選手のデビュー戦(2013年8月18日)で試合させていただきました。女子の団体では初になります」
ーー米国に行かれる前、東京女子のイメージはどんな感じでしたか?
「米国に行く前は、私とは無縁の団体だと思ってました。方向性が違うというか。この先関わっていくことはなさそうだという印象でした。でも米国に行ってからガラッと印象が変わりました。AEWに坂崎(ユカ)選手が参戦していただいたことも大きいですし、世界に向けた独自の配信システム(WRESTLE UNIVERSE)を持ってる団体って、女子では少なくて。米国で知られてる女子プロレスって、東京女子さんかスターダムさんかなんです。東京女子さんは米国に行ってからのほうが頻繁に話題に触れるようになりました」
ーー坂崎選手をきっかけに印象が変わった?
「そうですね。特に坂崎選手はレベルがすごく高くて。ガラッと印象が変わりましたね。すごい団体なんだと改めて知りましたね。中島(翔子)選手、伊藤(麻希)選手にもAEWに参戦していただきましたし・・・」
ーー坂崎選手と対戦されたことはありましたか?
「AEWの旗揚げ戦(2019年5月25日)で対戦しました。全員日本人女子の6人タッグ(アジャコング、坂崎、さくらえみvs志田、里歩、水波綾)でした。その後、4WAYマッチで1度対戦しています。去年、日本でやった(AEW世界女子王座挑戦者決定)トーナメントでも、決勝まで進出されて、全部いい試合だった。すごい闘志もあって素晴らしい試合ばかりだった」
ーー東京女子への印象が変わったということですから、今回のオファーも大歓迎でしたか?
「そうですね。ありがたいお話で、楽しみです。ましてや両国で試合できるのは楽しみ。東京女子さんはエントランス(入場)とかにも皆さんこだわってるみたいなんで、そういう演出も、あの大きい会場でどうなっていくのかもすごく楽しみにしています」