藤田和之と田中将斗が前代未聞の調印式。無言で35分にらみ合ってサインもせず【プロレスリング・ノア】

ジュニアタッグタイトルを争う小峠、YO-HEYと鈴木鼓太郎(©️プロレスリング・ノア)

ジュニアタッグの調印式はNOSAWA論外が花粉症で欠席

 この日は、同じく福岡で行われるGHCジュニアタッグタイトルマッチ、第49代王者チーム・小峠篤司&YO-HEY組に鈴木鼓太郎&NOSAWA論外が挑む一戦の調印式も行われた。しかし挑戦者組は鈴木が一人で登壇。司会者が読み上げたメッセージによると、NOSAWAは花粉症が悪化したため欠席とのこと。

 3月5日の横浜大会ではYO-HEYがNOSAWAにシングルマッチで敗れるなど、ここまでは分が悪い王者組。鈴木が「NOSAWAさんとはこの2人をボコボコにする争いを裏でやっている。その意味では戦う相手はNOSAWAさん。それに、今はベルトが不憫でならない」とふてぶてしいコメント。一方の王者組は「自分らしさや冷静さを失って頭が回らない状態が続いたが、心強いパートナーもいるので、しっかり勝って防衛したい」(YO-HEY)「俺たちはここで終わる人間じゃない。もう一度フンドシ締め直して戦う」(小峠)と、立て直しを誓った。

 また、鈴木はチャンピオンチームが両国国技館大会の行われる「4月29日」を「しがつにじゅうここのか」と言っていたことを指摘。「“にじゅうくにち”でしょ? “にじゅうここのか”って言っちゃうぐらいだから、オツムは悪いんだと思います」と切って捨てた。

 3・13横浜では同じ正規軍の原田大輔がEitaにGHCジュニア王座を奪われたばかり。福岡でタッグ王座までPERROS DEL MAL DE JAPONに明け渡すことになれば非常事態だ。ここまで試合でも舌戦でも劣勢に立っている感の否めない王者チームは、虎の子の王座を守れるのか?

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