梅野源治「今回はただ白黒つけようというだけ」と皇治の挑発には一切動じず【RIZIN.34】
「嫌な出来事を思い出させて挑発するのは好きじゃない」
なので皇治に対しても「(わだかまりは)ないですね。ちゃんと彼も謝罪しましたし。僕が彼に感じているのは、しっかりした人間なのではないかなということ。少なくとも僕の前では、人としてしっかりとした対応をしていたので。前回のバッティングについても今回の発言についても。僕は公開練習を見ていないので詳細は分からないですが、今聞いた発言でいうとわだかまりみたいなものはないです」とその印象を語った。
会見では皇治が「ムエタイ王者が“痛い痛い”アピールをするので、もし良かったらこれをつけて試合をしてくれれば」と野球のキャッチャーマスクを梅野にプレゼント。その際に梅野は「これ着けなくていいからヒジありでやろう。ヒジありだったらバッティングもありでいい」と言い返した。
この発言については「アドリブというか、彼は何度も何度もバッティングをしてしまっているという現状がある。その中で彼が防具を出してきたわけじゃないですか。あれを出してくるということは“またバッティングするかもね”ということですよね。1回バッティングして鼻を折っておいて“反省してます。だけどまたしちゃうかもね”と言うんだったら“してもいいけど、ヒジありでやろう”と。これって真っ当だと思うんですよ。ヒジありでは勝てないことは彼が一番分かっているから受けないのは分かっていたんですけど。僕はあまり好きじゃないんですよね。いくらエンターテインメントで盛り上げたいからといって、嫌な出来事をいちいち相手に思い出させて、不快な思いをさせて挑発するというのはあまりよくないんじゃないのかなと思ったので、そこまで言うなら、かっこつけるならヒジありにしてくれと言ったまでです」とその真意を明かした。