遠藤哲哉がタイトル戦で初めて竹下幸之介を破りKO-D無差別級王座を奪還「俺が先頭に立ってDDTの選手全員でもっとDDTを大きくします」【DDT】
試合後、竹下は遠藤の手を上げた
DDTプロレスリングが3月20日、東京・両国国技館で「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」を開催。メインイベントでは遠藤哲哉が46分超えの死闘を制し、ライバル竹下幸之介を破り、1年2カ月ぶりに同王座を奪還した。
序盤はじっくりしたグラウンドでのレスリングで静かにスタート。20分過ぎから激しい一進一退の攻防になると、あっという間に30分が経過。遠藤はひねりを加えたラ・ケブラーダ、カナディアン・デストロイヤーで攻め込み、バーニングスター・プレス(シューティングスター・プレス)を繰り出すもカウントは2。35分過ぎ、今度は竹下が強引なジャーマンで投げ捨て、変型Plus Ultraで絞め上げるも遠藤がエスケープ。40分過ぎにはラリアットの打ち合いから、遠藤がハンドスプリング式オーバーヘッドキック、雪崩式カナディアン・デストロイヤーで攻め立てた。その後、ジャーマンの応酬から、遠藤が秋山準に伝授されたエクスプロイダー3連発。これを竹下がクリアすると、遠藤は旋回式トーチャーラックボム、さらにバーニングスター・プレス2連発をさく裂させて3カウントを奪った。