遠藤哲哉がタイトル戦で初めて竹下幸之介を破りKO-D無差別級王座を奪還「俺が先頭に立ってDDTの選手全員でもっとDDTを大きくします」【DDT】

全選手で大会を成功させた

 また、大会を総括した高木三四郎社長は「(メインは)60分あっても決着つかなかったんじゃないかというくらい、どうなることかと思って見ていたんですけど、やっぱりすごかった。今のDDTが誇る最高峰の試合だったと思います。DDTの最高峰はプロレス界のどこに出しても恥ずかしくないくらいの試合だった。それくらい遠藤哲哉と竹下幸之介の試合は、それだけで一つのブランドになったんじゃないかと思います。3年ぶりの両国国技館大会で、いろんな感慨深いものがあります。年1~2くらいは両国とかの規模感でやりたいというのが希望です。来年、また夏に戻したいなというのはあるんで。あと、すごくDDTを初めて見た人が多かったです。この辺はWRESTLE UNIVERSEが普及してきたのかなと思っていて。東京女子、ノアだけを見てきた人とかもいたし、ふだんは新日本、全日本しか見てないという人もいたので。やってきたことが点と点でつながってきたというか。WRESTLE UNIVERSEを伸ばしてきて、ようやく実になってきたのかなと実感できた。DDTとしては、別に終わるわけじゃないんで、30年、40年、50年、100年と続けていかなくちゃいけないと思ってます」とコメントした。

DTプロレスリング「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」(3月20日、東京・両国国技館)
◆第一ダークマッチ 15分一本勝負
松永智充&小嶋斗偉&●石田有輝(11分00秒、片エビ固め)岡田佑介○&高鹿佑也&イルシオン
※サドンデス

◆第二ダークマッチ 時間差入場タッグバトルロイヤル 時間無制限勝負
〈4〉火野裕士&○納谷幸男(14分28秒、体固め)ヤス・ウラノ&翔太●〈1〉
※バックドロップ。〈〉内は入場順。
【退場順】
①○火野裕士&納谷幸男(5分24秒、オーバー・ザ・トップロープ)橋本友彦&諸橋晴也●〈2〉
②○火野裕士&納谷幸男(9分4秒、ギブアップ勝ち)ゴージャス松野●&伊橋剛太〈5〉
※火野のセントーンに怖気づく
③○火野裕士&納谷幸男(10分59秒、体固め)アンドレザ・ジャイアントパンダ&スーパー・ササダンゴ・マシン●〈6〉
※パンダの2階からの光速ヘッドバットの誤爆
④○火野裕士&納谷幸男(12分46秒、オーバー・ザ・トップロープ)藤田ミノル&MJポー●〈3〉

◆オープニングマッチ KO-D10人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉大鷲透&●アントーニオ本多&平田一喜&ヨシヒコ(8分49秒、スク~ルボ~イ)ポイズン澤田JULIE&佐々木貴&GENTARO&MIKAMI○&タノムサク鳥羽 with ナオミ・スーザン〈挑戦者組〉
※大鷲組が2度目の防衛に失敗、澤田組が第7代王者となる。

◆第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○赤井沙希(10分40秒、ケツァル・コアトル)雪妃真矢●

◆第三試合 DDT旗揚げ25周年記念スペシャルシングルマッチ~ノーDQ「I’m sorry」マッチ 30分一本勝負
○高木三四郎(10分20秒、I’m sorry)中澤マイケル●

◆第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
木髙イサミ&●坂口征夫(11分2秒、体固め)上野勇希○&勝俣瞬馬
※WR

◆第五試合 LiLiCo引退試合 30分一本勝負
●LiLiCo&小田井涼平&彰人with 純烈(酒井一圭&白川裕二郎&後上翔太)(16分52秒、膝十字固め)男色“ダンディ”ディーノ○&飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人

◆第六試合 秋山準デビュー30周年記念試合 30分一本勝負
○秋山準&大森隆男(12分36秒、片エビ固め)樋口和貞&岡谷英樹●
※リストクラッチ式エクスプロイダー

◆第七試合 DDT UNIVERSAL選手権ハードコア3WAYマッチ 60分一本勝負
〈王者〉●佐々木大輔 vs 葛西純〈挑戦者〉 vs MAO○〈挑戦者〈
(19分56秒、片エビ固め)
※スーパーみちのくドライバーⅡ。佐々木が5度目の防衛に失敗、MAOが第6代王者となる。

◆セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉HARASHIMA&●吉村直巳(18分50秒、ハウス・ピアノ・デス)クリス・ブルックス○&高梨将弘〈挑戦者組〉
※HARASHIMA&吉村組が初防衛に失敗、CDKが第73代王者組となる。

◆メインイベント ジャパンベーカリーマーケティング presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●竹下幸之介(46分30秒、エビ固め)遠藤哲哉○〈挑戦者〉
※バーニングスター・プレス2連発。竹下が3度目の防衛に失敗、遠藤が第78代王者となる。
<<< 1 2 3 4 5