世界王者の西川大和がRIZIN出撃を視野「日本人狩りを楽しみにしてください」【修斗】

上を取る山田だったが…(撮影・堀田真央人)

 山田はZSTのウェルター級王者で桜庭和志がプロデューサーを務める「QUINTET」ではアマチュアQUINTETで5人抜きを成し遂げ、「TEAM CARPE DIEM」では優勝を果たすなど国内屈指のグラップラー。修斗には昨年1月に初参戦し、わずか68秒でヒールフックで一本勝ちを収め、その実力をまざまざと見せつけた。青木とは長年の練習仲間でもあり、西川にとっては“仮想・青木”ともいえる存在だ。

 試合は1R、パンチで前に出る西川に山田が組み付きタックルからテイクダウンに成功。山田が上を取るが、西川は得意の下からのパンチ、ヒジ。山田は上からヒジを落とし、西川の左腕を極めにいくが西川は許さず立ち上がることに成功。ここで山田はフロントチョークに捕らえ引き込み、ラバーガードの体勢を取るも西川は脱出すると下になって山田をガードに入れると下からパンチと頭部へのエルボーを打ち込んでいく。