安藤達也が岡田遼を破り悲願の世界王座を獲得。「今回は岡田君が相手だったから頑張れた」と感謝の言葉【修斗】

追撃のパウンドでフィニッシュ(撮影・堀田真央人)

 今回、長い時間、厳しい調整を続けられたのは岡田が相手だから頑張れたのかと問われると安藤は「もちろんです。格闘技は絶対に一人では成り立たない。こうやってインタビューしてくれる人とか、バックで運営してくれる人だったりいろいろな方たちがいて僕らがスポットライトを浴びることができているんですが、もちろん、まず相手があってのこと。今回は岡田君が相手だったから頑張れた。僕は2年前のドローをずっと引きずっていた。ここまで僕が自分に負けないようにできたのは岡田選手の存在があって、こうやって対戦してもらえたから。受けてもらえないかなと思っていたんですが、受けてもらえたんでそれは感謝しています」と改めて岡田への感謝の気持ちを口にした。そして「僕、環太平洋のベルトを獲ってから意識が変わりましたね。そこからより本気になったというか。それまでは悩んでいた時があって、このまま格闘技を続けていたら、将来、俺って、ただケンカが強いだけのおじさんになっちゃわないかなと何回も悩んだことがあった。でも僕のことを見捨てないで坂本さんだったり修斗の皆さんだったりが応援してくれていた。今日いい結果でお返しできたので、ありがとうございますと言いたいです」と続けた。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント/第8試合 修斗世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
●岡田 遼(パラエストラ千葉)(2R53秒、KO)安藤達也(フリー)○

◆セミファイナル/第7試合 ウェルター級 5分3R
○西川大和(世界ライト級王者/西川道場)(3R4分10秒、腕ひしぎ逆十字固め)山田崇太郎(同級世界3位/The Pandemonium)●

◆第6試合 バンタム級 5分3R
○石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)(2R2分4秒、スリーパーホールド)石橋佳大(ZEEKジム)●

◆第5試合 バンタム級 5分3R
○後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)(判定3-0=30-27、29-27、30-26)ダイキライトイヤー(修斗ジム神戸)●

◆第4試合 フライ級 5分3R
○関口祐冬(同級世界4位/修斗GYM東京)(判定3-0=30-27、29-28、29-28)宮城友一(同級世界5位/キックボクシングDROP)●

◆第3試合 バンタム級 5分2R
●Lyo’o(reversalGYM OKINAWACROSS×LINE)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)齋藤奨司(FIGHT FARM)○

◆第2試合 フライ級 5分2R
●大竹 陽(HAGANE GYM)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)山内 渉(FIGHT FARM)○

◆第1試合 フライ級 5分2R
○内田タケル(パラエストラ松戸)(1R1分36秒、スリーパーホールド)佐々木駿友(T-GRIP TOKYO)●
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