10年越し映画化『ホリック』蜷川監督が神木隆之介、柴咲コウら「必然」のキャスト陣と登壇
映画『ホリック xxxHOLiC』の完成披露試写会が22日、都内にて行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆と蜷川実花監督が登壇。蜷川監督が10年越しに実現した映画のキャスト陣に胸を張った。
累計1400万部突破の、創作集団・CLAMPによる伝説的大ヒットコミックの映画化。
人の心の闇に寄りつく“アヤカシ”が見える高校生・四月一日(ワタヌキ)を演じた神木が「正直、めちゃくちゃプレッシャーでした」と明かすと、四月一日が出会う妖しく美しい“ミセ”の女主人・侑子(ユウコ)役の柴咲は「私は原作を知っていて、自分が侑子役と聞いてすぐ、四月一日は神木くんしかいないと思いました。そうしたら本当に神木くんだというので、やったーと思いました」と神木のキャスティングに太鼓判。
四月一日の同級生・百目鬼(ドウメキ)役の松村北斗は「監督と初めて会ったのが、写真のお仕事で、そのとき百目鬼だと思われたとか」と言うと、蜷川監督も「松村くんを見てすぐ百目鬼だと思いました」と明かした。
さらに監督は「原作のファンで、10年前に映画化したいと思いましたが、映像化することの難しさに七転八倒していました。でも柴咲さんと神木くんに決まった時点で“行ける”と思いました。その後、素晴らしいキャストも決まり、10年かかったけど、映画のセリフじゃないですが“必然”だったと思います」とキャストの顔ぶれに大満足。