KO-D無差別級王者・遠藤哲哉 5・1横浜武道館での初V戦に向け「次の挑戦者は、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしい」【DDT】
無差別級王座戦で、初めて竹下から勝利したが「竹下幸之介は常にコンディションもいいし、フィジカル面でも上をいってると思ってたんですけど。タイトルマッチになると、特にそれが顕著に表れて、鬼のような強さになるんです。フィジカルではもちろん竹下のほうが上です。身長、体重、パワーも俺よりあるし。ただプロレスラーとしては俺のほうが上だということを今回証明できたのかなと思います」とキッパリ。
タイトル戦ではふだん使わない技も多数出していたが「すごい久しぶりにスカイツイスター・プレスとか出しましたけど、竹下幸之介との試合だから、あれが出たのかなって思います。ほかの選手だったら出てないと思います。僕の意識というより、潜在意識のなかでこれをやらなきゃいけないという、そんな感じでとっさに出たのかなと思います」と語った。
バーニングの仲間も祝福していたが「秋山(準)さんがあんなにうれしそうに笑っている姿は初めて見ました。常にピリッとした空気を醸し出している方なので。僕がベルトを獲ったことによって、バーニングが一つになったということなんじゃないかと思います。ただバーニングも始まったばかりなので、これから高鹿(祐也)とか岡田(佑介)とか、僕が先頭に立っていかなきゃいけないユニットなので。まだまだ大きくしていかないといけないと思ってます」と気を引き締めた。
前回、ベルトを獲った際は無観客試合で、過去2回の戴冠時よりうれしかったかどうかについて「自分の気持ちはなかなか比較が難しい。もちろん田中(将斗)選手から(無観客で)獲ったときも米国で佐々木大輔から獲ったときもうれしかったですし、今回も同じくらいうれしいです。とにかく竹下幸之介に勝てたことが僕のなかでは大きいです」とコメントした。