3・27後楽園での飯野vs勝俣のEXTREME戦はルールで大紛糾の末「ハードコアOバックラダーマッチ」に決定【DDT】
会見するディーノ、飯野、勝俣(左から)
これに対し、ディーノは「断る。EXTREMEはチャンピオンがルールを決めるベルトだぜ。なんで6-4でテメェが有利なルールでやらなきゃいけないんだ。飯野“セクシー”雄貴はやさしい。ファン思いだ。だから五分五分でいい」として、ハードコア、上からOバックを吊すのは飲む代わりに、Oバックを取った後、履いた時点で勝利になるルールを提示。
それでも勝俣が拒むと、ディーノは「大日本とかで凶器を使ったハードコアで頭角を現した勝俣の持ち込んだルールを認めたのに、こっちが提案したルールは何一つ認めない。ファンのみんなごめんな」とファンに訴えかけた。
さすがに意を決した勝俣が「ファンのためにやります」と承諾すると、さらにディーノは勝俣の丸め込みによる勝利を排除すべく「3カウントはなし。それなら五分五分だ。3カウント、丸め込み以外に勝つ自信がないのか。ファンは楽しみにしてる」と追い込むと、勝俣がようやく受諾して「ハードコアOバックラダーマッチ」に決まった。
整理すると、3カウントでの決着はないハードコアマッチで、上から吊されたOバックをラダーに登って取って履くか、ギブアップなどで取った時点で勝ちとなるルールだ。
ここで、やっと両者が調印書にサインし、勝俣は「ファンの皆さんのために試合をして、EXTREMEを1年ぶりに巻きたいと思います」と決意を表明した。