DDTが史上初の「路上プロレス世界一決定戦」トーナメントを開催。1回戦でA・小林と対戦の高木三四郎「ららぽーとまで行けば勝機見える」

この日の会見に出席した選手たち

 いきなり1回戦で強豪選手との対戦になった高木は「場所は鴨居にある大日本道場。個人的にはあの辺の場所は熟知してる。大日本さんの道場にも何度か行ってます。やるなら公開道場破りの勢いで戦いたい」、リモートで出席した小林は「ウチの若手はだいたい道場に2年くらい住むと卒業して、一人暮らしするんですけど、私は7年、道場に住んでた。道場は路上というよりホーム。俺のホームを破れるものなら破ってみろ。7年住んだ場所で試合できるなんて最高。地の利を見せようと思います」と意気込んだ。

 さらに、高木は「大日本道場のなかで試合すれば、やはり7年間住んでた小林選手にはかなわないと思ってます。道場から近いららぽーとまで戦場を移したい。私が買い物するときはららぽーとのIKEAなんです。なので私、かなり地の利で有利です。小林さん、ららぽーと行ったことないでしょ? 私は月1で行ってますから。だから戦場をららぽーとまで行ければ勝機が見えてくる。ららぽーとまで引きずり出してやる」と自信をのぞかせた。対する小林は「行ったことない。俺が住んでた頃はなかったから。7年間、道場に住んでた意地があるんで。路上に出ない。ららぽーとに行かない。道場内決着を望みます」と言い張った。

 また、主催者側の立場でもある高木は「昔から格闘技最強を決めるためのトーナメントとか、プロレス最強を決めるトーナメントとかリーグ戦とかあった。路上プロレスだけないのはおかしい。路上こそ21世紀のプロレスじゃないかと。なぜなら場所が変われば戦い方が変わるんです。果たして真の最強は誰なのかを決めるのに意義がある。当たれば2回目、3回目と続く」と開催意図を説明した。

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