初参戦の“流血のマドンナ”鈴木万李弥が真優との激闘制し判定勝ち【Krush.135】

鈴木(右)のプレッシャーは強烈(撮影・蔦野裕)

 3R、ともにローからパンチへつなげる。鈴木のハイを空振りさせた真優は右ロー。ここからパンチを増やした鈴木は左ボディー、右ストレートからの左ボディーのコンビネーション。そして左ミドルを放つと真優も左ミドルを返す。なおも鈴木は左ボディーからパンチの連打。真優は距離を取るべく左ミドル、前蹴り。鈴木は構わず詰めてヒザを真優のボディーに突き刺す。真優がプレッシャーをかけて前に出るが鈴木はパンチの連打。打ち合いのままゴングとなった。

 判定はジャッジ3者とも30-29で鈴木を支持。鈴木が参戦初戦を勝利で飾った。

 K-1では先日、女子だけの大会「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の開催を発表。鈴木にとっては同大会の出場へ向け大きなアピールとなる勝利となった。

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R
○小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)啓斗(team ALL-WIN)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
△北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定1-0=30-29、30-30、30-30)宮川太陽(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)△

◆第1試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(2R46秒、KO)豊田優輝(B.W)●

◆第2試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
○MOE(若獅子会館)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=30-28、29-30、29-29)森川侑凜(GRES 8Mile GYM)●

◆第3試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)秀樹(レンジャージム)●

◆第4試合/Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
●真美(Team ImmortaL)(判定0-3=27-30、26-30、26-30)美伶(WARRIOR OSAKA)○

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●宮崎勇樹(FLYSKY GYM)(3R1分52秒、KO)石田龍大(POWER OF DREAM)○

◆第6試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●真優 (月心会チーム侍)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)鈴木万李弥(志村道場)○

◆第7試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●山崎陽一(KIKUCHI GYM)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)夜叉猿(力道場静岡)○

◆第8試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定2-0=28-27、28-28、28-27)小倉尚也(スクランブル渋谷)●

◆セミファイナル(第9試合)/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●松谷 桐(ALONZA ABLAZE)(判定0-3=25-29、25-30、25-30)野田 蒼(月心会チーム侍)○

◆メインイベント(第10試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●壬生狼一輝(力道場静岡)(判定0-2=29-30、30-30、29-30)池田幸司(ReBORN経堂)○
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