梅井泰成が平野凌我を破りフェザー級王座獲得。そしてMMA挑戦を表明【RISE156】
2R、梅井が左ハイで平野をぐらつかせる(撮影・蔦野裕)
試合は1R、序盤は互いにロー、ミドルから。平野が右インロー、左ハイを放つと梅井は右ハイ、パンチの連打で迎撃。梅井は平野のガードのすき間からジャブをねじ込むなどペースを握る。2R、平野が前に出てパンチを放つと梅井も応じ、左フックで顔面をとらえる。梅井の左ハイに一瞬ふらつく平野。ここぞとばかりに梅井がパンチでラッシュ。平野はしのぐと右ミドル、パンチの連打で反撃。
3Rは両者のミドルとローが交錯。梅井が左ストレートを放てば平野も同じ技で返す。平野のミドルがローブローとなり、倒れた梅井に平野が攻撃してしまい警告が出される。ただし減点はなし。再開後、平野はミドルからパンチの連打で梅井を押し込んでいく。4Rもプレッシャーをかけ前に出るのは平野。組み付いた梅井をはがしてパンチ。もつれて倒れる場面がしばしば。未知のラウンドにやや疲れが見え始めた梅井だったが、距離を詰める平野にパンチを合わせていく。