梅井泰成が平野凌我を破りフェザー級王座獲得。そしてMMA挑戦を表明【RISE156】

平野の前蹴り(撮影・蔦野裕)

 ここまで死力を尽くしたド突き合いを展開してきた2人は5Rが始まる前に抱き合うと、足を止め、声を出して気合を入れながらパンチを打ち合う。互いに体を預け合うため組み付いてしまう展開が増えるが、ブレイク後もとにかくパンチを止めない2人。何度かパンチが互いの顔面をとらえるがともに決定打は放てず、試合は終了。

 判定は2-0で梅井に凱歌が上がった。

 梅井は試合後のマイクで「初めてのタイトルマッチでベルトを巻くのも初めて。取りあえず巻くことができて良かったです。これは自分を支えてくれている人たち、応援してくれている方々、こういう方々の魂が体に乗って、5Rも前に出ることができて、勝つことができました。ありがとうございます」と感謝の言葉。