復帰戦で勝利の大﨑一貴が「6月のビッグイベントで吉成名高選手とやりたい」とアピール【RISE156】

孔稀の強烈な右ストレート(撮影・蔦野裕)

弟の孔稀は4・2「RISE ELDORADO 2022」出場を直訴

 弟の孔稀は第6試合で龍翔(BLACK☆Jr)と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。

 孔稀は昨年9月、一貴の辞退により繰り上がりでトーナメントに出場という大きなチャンスを得たのだが、大幅な体重超過で計量をクリアできず不戦敗に。この日はフェザー級に階級を上げての復帰戦となった。

 1R、静かな立ち上がりから龍翔がコーナーに詰めて右ストレート、左ボディーストレート。孔稀もパンチの連打で押し返す。徐々にボクシングテクニックを見せていく孔稀は右ストレートから左ボディー。龍翔のガードが下がってくると左ハイ、左フック。龍翔がローで反撃すると孔稀はそこにパンチを合わせる。2Rにはプレッシャーをかけコーナーに詰め右ストレートから左ボディー。3Rには左右のカーフを龍翔の前足の左足に。龍翔は下がりながらもパンチを出すが、孔稀の突進は止まらない。最後まで攻め続けた孔稀が3-0の判定で勝利を収めた。