13年ぶり受賞『ドライブ・マイ・カー』国際長編映画賞に輝く 西島秀俊、岡田将生らもレッドカーペットに

写真:ロイター/アフロ『第94回アカデミー賞授賞式』字幕版 3月28日(月)22時~ WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信

 第94回アカデミー賞授賞式が28日(現地時間27日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催。濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した。日本映画の同部門受賞は『おくりびと』以来13年ぶり。

 壇上に上がった濱口監督は「あなたがオスカーですね(笑)」とオスカー像をうれしそうに眺めた後、本作に可能性を見出しアメリカで配給権を獲得したヤヌス・フィルムズをはじめ、西島秀俊、岡田将生ら会場に来ている俳優陣と来られなかった俳優陣、スタッフたちに感謝した。

 受賞前のレッドカーペットに、西島秀俊、岡田将生ら俳優陣とともに登場した濱口竜介監督は「レッドカーペットってこんなに広いものなんだとびっくり」と感激をあらわにしつつ「先ほど、ハリウッドのキャスティングディレクターから素晴らしい俳優陣だったと言ってもらった」と喜んだ。岡田は「さきほどどウィル・スミスとグータッチして、飛び跳ねました!」、霧島れいかは「ビル・マーレイと握手しました」と世界最高峰の映画祭を堪能していている様子。また、ポール・トーマス・アンダーソンが監督に会ったかと聞かれた西島が「遠目に見ました。(アンダーソン監督が)濱口監督に投げキッスしてました(笑)」と明かし、笑いをさそっていた。

 他、『ドライブ・マイ・カー』がノミネートされていた脚色賞は『コーダ あのうた』のシアン・ヘダーが、監督賞は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオン監督が2度目の受賞。作品賞はシアン・ヘダー監督の『コーダ あいのうた』が受賞した。

 授賞式は3月28日夜22時よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで字幕版放送。

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