MMAデビュー戦の貴賢神「最初から負けることを考えてやる奴はいない」。引退試合の髙阪剛「すべてを出し切る試合をしたい」【RIZIN】

　対戦相手の関根はジャーマンを得意技とするが「無理ですね。自分からとれるわけがない」ときっぱり。柔術の日本王者である関根のグラウンドは相撲をバックボーンとする貴賢神にとっては脅威に思えるが「自分も柔術もやっていますし、半年前から寝技の展開での対応もできるようになっている」としたうえで「最初から負けることを考えてやる奴はいない。やるからには研究もしますし」と関根撃破に自信を見せた。

　髙阪は貴賢神のパンチについて「強いですね。すごい破壊力があるなと感じる」と太鼓判。貴賢神のMMAにおける可能性については「総合のトレーニングを始めてまだ半年くらい。一つ一つを習得している感じは見ていてある。起こったことそれぞれをフィードバックしているのは感じる」と話し、寝技についても「体がすごく柔らかいのでいろいろな動きに対応できる感じはある」とも話した。貴賢神自身も「前回できなかったことが今回はできるようになるとか自然に体が動くようになっている」などと手応えを感じているよう。

　そして最後は「どんな試合をするか楽しみにしてほしい」と自信にあふれた表情で締めくくった。