約2年8カ月ぶりの復帰の征矢貴「本気の必死な姿というのは人の心を動かすと思っている。僕は15分間攻め続ける」【RIZIN TRIGGER】
約2年8カ月ぶりの復帰戦に臨む征矢貴
「RIZIN TRIGGER 3rd」で中務修良と対戦
「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する征矢貴(パラエストラ松戸)が3月31日、公開練習を行った。
征矢は修斗で2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得するなど将来を嘱望されるも難病のクローン病を患い、2017年5月の試合を最後に戦線離脱。そこから2年ぶりとなる復帰戦で2019年6月にRIZINに初参戦を果たすと川原波輝を相手に1RKO勝ちで見事に復活。2戦目となった村元友太郎戦も2RでTKO勝ちを収めるなど、同じような難病に苦しむ全国の人たちに勇気と元気を与えるファイトを展開した。
しかしその後、ケガとクローン病の再燃でまたも戦線離脱。今回は約2年8カ月ぶりの復帰戦で中務修良(NO MAD)と対戦する。
この日の公開練習では1分間のドラムミット打ちを行い、左フック、右ストレート、右ボディー、右ボディーストレート、左ボディーとキレのいい多彩なパンチを放った。