那須川天心の弟・龍心がプロデビュー戦で判定勝利「キックボクシングといえば那須川龍心といわれるように無敗伝説を続けていきたい」【RISE】
那須川龍心のハイキック(撮影・蔦野裕)
「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第1試合で那須川天心の弟・那須川龍心(TEAM TEPPEN)がプロデビュー戦で笠原直希(シーザージム)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。
龍心は昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」のオープニングファイトでアマチュアルールで試合を行い、判定勝ちを収めている。
対戦相手の笠原はシュートボクシング(SB)で活躍する笠原兄弟の三男で龍心と同じ15歳。今年2月に行われたSBの後楽園大会ではSBセミプロルールで試合を行い、延長で判定勝ちを収めている。笠原も今回がプロデビュー戦。
1R、序盤、那須川の右ストレートで笠原のマウスピースが飛ぶ。動きが硬い笠原だが右ハイ、右ミドルと放っていく。中盤、笠原の左インローがローブローとなり一時中断。終盤の打ち合いで那須川の左フックが笠原の顔面をとらえる。