那須川天心がRISEラストマッチで風音に苦戦の末の判定勝ち。6月の武尊戦は「今のままでは勝てない」【RISE ELDORADO】

風音の右ミドル(撮影・蔦野裕)

 那須川は父・弘幸氏が会長を務めるTEPPEN GYMで練習をしていることからいわば2人は“同門”。今回は弘幸氏が風音のセコンドに就くことから「史上最大の親子喧嘩」とうたわれる対戦となった。

 1R、那須川はゴングとともにいきなり飛び込んでいく。かわした風音は右のガードをしっかりと固め、詰めてパンチを放っていく。そこに左を合わせる那須川。風音は右インロー。そして左ジャブから右ストレート。風音のパンチでバランスを崩す那須川だったが、ワンツー、そしてボディーブロー。ラウンド終了間際、風音の右ローに那須川が左ストレートを合わせると一瞬ふらつく風音。

 2R、風音がプレッシャーをかけ距離を詰めると那須川はヒザを合わせる。那須川は左ハイ。風音は前に出て右フックをヒット。那須川が詰めたところでバッティングがあり、試合が中断。再開後、風音が飛び込んで右ストレート。那須川のあごが上がるがすぐに左ストレートを打ち返す。風音は左ミドル。那須川はプレッシャーをかけるが、風音は足を使ってかわす。天心キックは風音がキャッチ。