K-1とRISEのトップが会見に同席。K-1中村氏の「対抗戦、やるならやる」にRISE伊藤氏も「うちもやる気満々」【THE MATCH 2022】
しかし今回のようなビッグイベントの開催については伊藤氏が「どうなるか分からないが、1年に一度とか2年に一度とか。3年に一度でもいいが、その1~2年の集大成という形でどんどん盛り上げていけたら日本の格闘技の再燃のスタートになるのではないかと思う」と語ったのに対し、中村氏は「期間とか期限を考えてやるイベントではないのではないのかなと思っている。今回は武尊選手と那須川選手のカードがあったからこの『THE MATCH 2022』ができたと思っている。2022という年号が入っているが、またファンの皆さん、選手の皆さんがこのカードがどうしても見たいという、そういう思いや熱を持ってもらえるような選手やカードが出てきたタイミングでやるのがビッグイベントの意味があることだと思っている。ビッグイベントありきでカードを組んで、最初にやった大会より2回目3回目がしぼんでいくのは過去に格闘技ブームが去っていった反省点だと思っているので、熱が生まれる選手やカードができた時にやるのが一番いいと思っている。なのでもしかしたら2か月後かもしれないし、1年後かもしれないし、10年後かもしれない。それは分からない。でも次にこの『THE MATCH 2022』という夢の舞台を作るのは武尊選手、那須川選手を超える選手やカードができた時にやるべきではないかと思います」と好対照な考えを述べた。
また今回から表記が「那須川天心vs武尊」と統一されており、那須川が赤コーナーで武尊が青コーナーになったと思われたのだが、これについて榊原氏は「話し合った結果、『那須川天心vs武尊』という表記でいこうとなった。コーナーに関してもこれから調整していく。いずれにしても赤とか青とかという通常の概念を外したところから作りたいなと思っている。これからは天心vs武尊で統一します」とコーナーについては未定とした。