川上叶が延長にもつれ込む接戦の末、日本フェザー級王座獲得で2階級制覇に成功【SB】
勝利を収めたのは川上(撮影・堀田真央人)
「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「SB日本フェザー級王座決定戦」で川上叶(龍生塾)が延長にもつれ込む接戦の末、2-0の判定で魁斗(立志會館)を破り、王座を獲得した。
川上は2019年11月にSB日本バンタム級のベルトを獲得しており、今回で2階級制覇となった。
対する魁斗は昨年2月に笠原友希に敗れて以降、他団体での試合が続き、その中でRKS、ホーストカップでタイトルを獲得。今回は3本目のベルト獲得を目指したが、あと一歩届かなかった。
1R、サウスポーの川上は左ミドル、左ロー、左ストレート。魁斗はローからパンチのコンビネーション。川上が距離を詰めてスピードの速いパンチで攻め込むが、魁斗もパンチの連打から蹴りにつなげ反撃。残り10秒を切ったところで川上の左インローがローブローとなり一時中断も。オープンスコアはジャッジ3者とも10-10。