GENKING、野田聖子氏も注目の「フェムテック」とは?「Femtech Womans FESTA2022」
「日本全体で女性の活躍を支援する事業を広めていければ社会貢献になる」とプロラボホールディングスグループの佐々木広行氏
プロラボホールディングスの小平真実氏は、女性特有の健康課題に関わる経済損失として「月経に伴う症状で4911億円、女性特有疾患や更年期を合わせると6.4兆円もの経済損失が出ている」と明かし「もしフェムテックを使ってこれらを解決できると、2025年には1.9~2.1兆円の経済効果があるといわれています。この試算の仮定や前提条件はフェムテックの普及や正しい知識が広まること」と解説。同社のフェムテック事業参入第1弾となる膣洗浄器「フェムクリア」を紹介した。
イベントを主催したプロラボホールディングスグループ代表取締役会長兼CEOの佐々木広行氏は「フェムテックは今、世界的に注目されているキーワード。今後、2025年までに市場規模が5兆円に成長するといわれている。私どもも10番目の事業としてフェムテックに参入するが、日本全体で女性の活躍を支援する事業を広めていければ社会貢献になると思っています」と語った。